◆2016.11.8up◆連携プレーがカギ

2016年11月8日

 日本ハムファイターズが勝利を飾った今年の日本シリーズ、2度の満塁ホームランはお見事でした。でも野球で好きなのはダブルプレー。鋭い打球を野手が捕って二塁へ送球、タッチアウト。すぐさま送球して一塁もアウト。見えない糸に引っ張られるような連携プレーには胸がスカッとします。

 

 連携といえば、先月開かれた「更年期と加齢のヘルスケア学会 学術集会」のテーマは「女性医療の推進と多職種連携」。骨粗しょう症に取り組む聖隷佐倉市民病院では、薬剤師・看護師・理学療法士・管理栄養士らが骨粗しょう症マネジャーの資格を取り、各々の専門を生かし院内勉強会や市民公開講座を開いているという。こうした連携が更年期医療にも広がれば、女性たちの理解も進み、納得のいく医療を選択しやすくなるのではと、期待が膨らみます。

 

 ところで、これは最近経験した海を越えての連携プレーの一幕。土曜の夜8時過ぎ、パリの友人から国際電話で「東京の母が急に脳梗塞になったらしい。救急車を呼ぶにはどうしたらいいか?」。独り暮らしの母上は90歳、その妹の叔母さん夫妻も高齢で、親しい隣人も独り暮らしの高齢男性という、まさに超高齢社会の状況。タクシーで駆け付けると、先着の叔母さん夫妻はオロオロ。当の母上は頭がダメになったと言いつつ会話はできるが、ペンを持つ右手はよろけた線しか書けない。

 

 先ずは掛かり付け病院への連絡を叔父さんに任せ、その間に母上の血圧や血糖値をチェック。ご本人の意思で受診は翌朝と決まり、見守りで泊まる役は叔母さんに頼み、パリの友人へは状況をメールで送信。翌朝9時、“トリオ”で付き添って病院へ。当番の女性医師は親切に診察、MRIで軽い脳梗塞と診断。専門の脳神経外科病院へ連絡してくれ、救急隊員の的確な対応にも目を見張りつつ救急車で入院と相成りました。

 

 救急車に同乗しながら思ったのは、それぞれができることでつなぐ連携プレーこそが命を守るカギという実感。困ったら一人で頑張りすぎず、周りに声を掛け連携して乗り切りましょう。(Y)

 

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