◆2016.12.20up◆“質問力”をつけよう

2016年12月20日

 講演会の質問タイムなどで、訊きたいことがあるのに「こんな簡単なことを訊くのは恥ずかしい」などと、そのままにした経験はありませんか?そんなとき、他の人がパッと手を挙げて、自分が思っていたような質問をすると、ほっとする半面、思い切って訊けばよかったと反省したり。TVで見る記者会見の場面でも、簡単な質問が的を射て重要な発言を引き出したり、質問する力って大事だなと思わされます。

 先月開かれた、当協会恒例の「WHAMサロン」でも、参加された方の質問で、疑問が解消してすっきり、という経験をしました。それは、大豆由来の成分で女性ホルモン様の働きをするサプリメント・エクオール(エクエル)の服用方法について。用量は1日4錠ですが、どのタイミングで飲むのが効果的か、迷っていたのです。質問者の方もその点が気になっていたらしく、「朝食後がいいのか、空腹時がいいのか教えてください」と端的に質問。講師の方は「食後に」と答えた上で「エクエルは水溶性なので、一度にまとめて飲むのでなく、毎食後に飲むのがよいでしょう」と追加発言。参加者からは「ビタミンCと同じね。知らなかったわ」などの声がきかれました。以後、朝と昼に分けて飲むようにしていますが、こんな簡単なことも質問がなければ気が付かないままでした。

 訊きにくい例でよく挙げられるのは、医師への質問でしょう。更年期症状でHRTを始めたばかりの女性が、胸が張る、足がむくむ、急に出血したなどの反応を不安に思いながら、医師は忙しそうで質問しにくい。思い切って訊ねたら、「じゃあ止めたら」と突き放されたなどの声も当協会の電話相談には寄せられます。相談対話士としては、質問はメモに書いて、限られた時間内で簡潔に、こんなふうに話してみたらなど、医師との信頼関係に配慮しながら、相談者の方と一緒に考えます。

 今はインターネットや本で基礎的な情報は得やすくなっています。自分でも調べながら“質問力”をつけ、納得のいく答えを引き出したいもの。なにしろ、世界中が先の見通せないいま、疑問や質問の種は尽きないご時世なのですから。皆さまには、どうぞよい新年をお迎えくださいますように。(Y)

 

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