◆2018.3.8up◆女性の季節と働き方

2018年3月8日

 弥生3月は女性の季節。1日から始まった女性の健康週間、桃の花が彩を添えるひな祭り、女性が格差のない社会でいきいきと人生を歩んでいくことを目標にした国際女性デー(3月8日)と続きます。

   

 当協会でも女性の健康週間イベントとして、3日に東京の日本プレスセンターで、フォーラム「知っておきたい女性の健康課題とよりよい働き方」を開きました。働く女性はこの先ますます増えることが確実な中、月経トラブルや妊娠出産、更年期と続く女性特有の健康課題を学び、適切に対処法することは、現代女性に欠かせない常識といえます。また、妊娠出産(不妊治療を含め)・育児・介護など人生上のイベントにどう対処するかも重要な課題です。公的な支援制度や企業による支援の仕組みを賢く活用することは、少子高齢社会の常識になっていくことでしょう。同時に、仕事と生活をバランスよく進めるには、職場や家族の理解や協力を得やすくするコミュニケーション力も大切です。

   

 今回のフォーラムでは、こうした複合的な企画で、各専門家に講演をお願いしました。脊椎圧迫骨折の新治療法、女性のトータルヘルスケアと女性医学、職場のコミュニケーションについて、分かりやすく内容のあるお話は、参加者の方から大変参考になったと好評をいただきました。続いての「女性の健康とWLB」表彰式では、女性が健康に働き続けることのできる健康経営を目指す企業の取り組みや、個人の企画が対象に選ばれ、時代の要請に応える様々な動きが始まっていることがクローズアップされました。

   

 今国会では「働き方改革」が論戦の的になっていますが、職場の事情や労使の力関係は様々。企業に求められるダイバーシティには、女性だけでなく、障がい者や高齢者、外国人、LGBTなども含まれます。また、がんなど病気治療と仕事の両立も課題です。個々の事情に配慮しながら、長く働き続けるための仕組みを前向きに対等に話し合って解決策を見出してほしいと思います。

   

 先日、若い女性と話していて、前向きの働き方のヒントをもらいました。彼女は外回りの多い仕事、でも夫は夜遅く出勤するので一緒に起きていると睡眠不足に。そこで夜は早めに就寝、早朝、家事を済ませて出勤。さらに「趣味でカメラを始めたらこれが楽しくて」。休日にカメラをもって出かけるには、会社の仕事も段取りよく集中して済ませるようになり「残業になりそうな時も、さっと帰って翌朝早出してやる方が短時間で済むんです」。彼女の笑顔に、このやり方、出来るところから取り入れてみようと思ったのでした。(Y)

 


 女性の健康週間フォーラムの様子は →→「知っておきたい女性の健康課題とよりよい働き方」