性感染症・・・感染が急増し問題化しています

性感染症は、性行為により感染する病気の総称です。

性感染症には、性器クラミジア感染症、淋菌感染症、性器ヘルペスウイルス感染症、膣トリコモナス症、性器カンジダ症、梅毒、後天性免疫不全症候群(エイズ)などがあります。現在は、性器クラミジア感染症、淋菌感染症、性器ヘルペスウイルス感染症の罹患率が多く問題化しています。

 

784「性器クラミジア感染症」

クラミジア・トラコマティス病原体による感染症です。女性は感染により子宮頚管炎を生じ、子宮内膜炎、卵管炎なども引き起こします。男性に比べ自覚症状が少ないため、進行して不妊の原因になる可能性もあります。妊娠中の感染は赤ちゃんが産道で感染する危険性もあるので、妊婦健診が重要です。

感染していると、HIV(エイズウイルス)に感染する率が増加するともいわれています。

淋菌との混合感染も多く見られます。

・症状:1- 3週間で、膣の分泌物、頻尿、排尿時や性交時の痛み、骨盤痛が起きることがありますが、症状に気づかない場合が多いです。

・治療:抗菌力のある、テトラサイクリン系、マクロライド系、ニューキノロン系の抗生剤薬を使用します。 予防にはコンドームの使用、感染が疑われる相手との性的交渉を避けるなどである。

 

「淋菌感染症」

淋菌による細菌感染症。性器クラミジア感染症と並び多く見られる性感染症です。症状:1週間以内の潜伏を経て、おりものの増加や下腹部痛などを生じますが、女性は自覚症状が出にくいため感染が放置され子宮頸管炎、卵管炎、尿道炎などを起こし、不妊の原因になる可能性もあります。淋菌感染症の治癒後も尿道炎がある場合は、クラミジア感染症が疑われます。