トピックス 「マンモ+エコー」画像診断で、命と乳房を守ろう」



マンモグラフィとエコー(超音波検査)で命と乳房を守ろう

この記事は、6月12日(月)発売「読売ウィークリー」(読売新聞社刊)の
「患者急増でも 乳がん検診受診率1割の不思議」
と連動しています。こちらも是非お読みください

マンモグラフィ導入で、変わる乳がん検診

2005年より、全国の市区町村で乳がん検診の内容が変わりました。
それまでの乳がん検診は医師による視触診(目で見て触って乳がんがあるかどうかを調べるもの)中心でしたが、昨年からは多くの自治体でマンモグラフィによる画像検診が取り入れられるようになったのです。
マンモグラフィは、乳房を透明の圧迫板で平らにはさんでレントゲン撮影するもので、「微細石灰化」と呼ばれる、生まれたばかりのとても小さな乳がんを見つけるのに非常に役立ちます。
また、まだ乳管の中にある「非浸潤がん」という状態のものを見つけることもでき、がんが全身に広がる危険のないうちに、取り除くことも可能になります。
当然のことながら、視触診で発見できる乳がんは限られています。また、検診医の経験と技量に負うところも多く、定期的に検診を受けていても見落としが起こることが問題になっていました。
乳がんは、「できるだけ小さいうちに早く見つける」ということがとても大切です。早期発見であれば、さまざまな治療法も選択でき、命はもちろん、乳房を守ることにつながるからです。

あなたの街のマンモ検診は、いつどこで受けられますか?

マンモグラフィは、これまで受けられる医療機関が限られていましたが、昨年度より日本中のほとんどの自治体でマンモグラフィを導入し、住民検診に役立てています。
申し込みの仕方、かかる費用はそれぞれの市区町村で違いますから、ぜひ役所や保健所に問い合わせ、「我が町のマンモ検診」のしくみを知っておきましょう。

マンモとエコーの併用検診をおすすめします

「視触診とマンモ」「マンモとエコー」「マンモのみ」など、自治体によって受けられる検診システムはそれぞれです。しかし、現在もっとも勧められる乳がん検診は、マンモグラフィとエコー(超音波)による併用検診です。
というのは、マンモグラフィが乳房内の小さな石灰化まで見つけやすいのに対し、エコーでは小さな腫瘤を見つけやすいという特徴があります。
一度の検診で、この二つを同時に行い、乳腺医が両方の画像を確認することで、どのようなタイプの早期がんも、より見つけやすくなるのです。

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