更年期とは <閉経と更年期> 

更年期とは <閉経と更年期> 

「閉経」とは何か

更年期に入って卵巣機能が衰えはじめると、まず月経周期が短くなり、そして不正出血などが起こってきます。
・生理周期が変わってくる
多くの女性は、閉経の10年ぐらい前、つまり40代に入った頃から月経周期が不順になり始めます。たとえば、これまで35日ぐらいの長めの周期だった人も27日ぐらいになることが多いようです。
・周期がとびとびに
さらに20〜25日ぐらいに短くなり、40代後半ではそのうちの一部が無排卵となり、周期がとびとびになって「いつくるかわからない」という不規則な状態も起こります。
・閉経期には一度受診を
このように不規則な状態から、閉経とは「一年以上月経のない状態」を指しています。女性ホルモンの分泌が急激に減少することでホルモンバランスが乱れ、心身にさまざまな症状が起こります。
またこの時期は、子宮がんや子宮筋腫による不正出血も起こりやすい時期です。不正出血がある時、これまでと違う生理のようすがあった時、「もう閉経したと思ったのに少し出血があった」という時は、一度は婦人科を受診しましょう。


「閉経」のおきる仕組み

女性ホルモンは、卵巣の中の「卵胞」で産生されます。
この「卵胞」の数は、母親の胎内にいる胎児の卵巣では約200万個あるのですが、その後は新しく作られることはなく、年とともに減少していきます。
そして多くの場合、50歳を過ぎた頃には、卵巣の中に卵胞がなくなり、ホルモンが作られなくなります。
そのために子宮の内面を被っている内膜が薄くなって月経がなくなります。これが閉経です。


「更年期障害」と「更年期症状」はどう違う?

更年期とは閉経をはさんだ前後10年間を言いますが、この時期に多くの女性になんらかのかたちで起こる不調は「更年期症状」と呼ばれます。
当会のアンケートでは、90%以上の女性が、更年期の時期には何らかの不調を感じています。
一方、「更年期障害」とはその症状がひどく、仕事や家事など日常生活ができないほどの状態を言います。医師により「更年期障害」と診断される人は、更年期女性の2〜3割とされています。
・更年期は見直しの時期
更年期は、だれもが迎える心身の転換期です。その先の30年以上ある人生を元気に、確かな足取りで歩んで行くための見直しの時期でもあるのです




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