当協会は、女性が健康で充実したライフキャリアが実現できる社会づくりと日本の成長への貢献をミッションとして活動しておりますが、昨今は、働く女性の人口数や年齢分布も大きく変化しており、女性特有の健康課題への知識と理解向上の取り組みが急務となっております。
中でも月経随伴症状に含まれるPMS(月経前症候群)/PMDD(月経前不快気分障害)は一般的にまだ知られていないこともあり誤解や理解不足から、個人で苦しまれている女性が多く見過ごせない女性特有の健康課題の一つと考えております。
PMS/PMDDの薬物治療には海外では適応症の承認を得たいくつかの選択肢がありますが、国内ではこれらの疾患に適応を有する処方薬がありません。
女性にとり深刻な問題であるPMS/PMDDの理解が広まり、かつ適切な治療選択肢が早期に使用可能となることは女性の健康を支えるうえで欠かせないものと考え、2020年6月に以下要望書を提出いたしました。