2015年 女性の健康とワーク・ライフ・バランス アワード


奨励賞 堀口 育代 様
産婦人科医師・香川県立中央病院 産婦人科 医長
香川県立病院産婦人科医長として、また1歳~8歳の3児の子育てをする母として、健康とワーク・ライフ・バランスの重要性を痛感。「女性の健康とWLB推進員」取得後の2014年10月には、既に始動継続していた産婦人科医の勤務状況把握のための県内12医療施設にアンケート調査結果を第41回日本産婦人科医会学術集会・香川県大会において発表。併せて、以前より進めていた病院の環境設備、院内24時間保育所、当直室にベビーベッド設置など女性医師の勤務形態の整備を更に充実させる他、「女性の健康とWLB推進員」として、産婦人科医師の結婚,妊娠,育児,仕事の両立などについての相談を受け、育児短時間勤務制度や、上司に改善の提案をするなど産婦人科医師の勤務態勢の整備や増加につながる活動、業績が評価されました。

奨励賞 霜古田 健 様
ピノ・アソシエイツ株式会社 代表取締役
アプリ開発業務で、女性利用者たちから心身の問題や悩みを聞く機会を得て初めて女性特有の健康課題を知る。自社の半数が女性社員であるが女性の健康問題やWLBの知識や理解が低く、事業成果重視であったと痛感。その後、女性の健康に役立つツールつくりを決意し、当協会の「女性の健康と働き方マニュアル」を学び「女性の健康検定」を受検。「女性の健康推進員」「女性の健康とWLB推進員」を取得し、その知識を生かしてプロジェクトを発足。社内メンバーで勉強会を重ね、2014年11月にカップル・夫婦で女性特有の健康情報を学べる無料のアプリを開発配信。いま1万人以上がインストールするなど女性の健康とWLBの情報普及の業績が評価されました。

推進賞 ヤフー株式会社 女性の健康プロジェクト
社員の3割が幅広い年齢の女性社員であるため、世代毎の女性社員の健康支援の重要性を認識し、2014年社内に「女性の健康支援プロジェクト」が発足。スタッフ20名が「女性の健康検定」を受検し、17名が「女性の健康推進員」、3名が「女性の健康とWLB推進員」を取得。社内に①女性社員とその上司の相談窓口となる②相談員及び社員向けの女性の健康に関する各勉強会の開催、を目的に両推進員で構成する女性の健康相談員を設け、女性社員とその上司対象のアンケート調査,勉強会開催(4回)を実施。調査結果から女性社員の具体的な健康状況と課題が明らかになり、職場の環境つくりや勉強会が始動するなど社内全体の取り組みとして上記の両推進員が積極的に活動を展開する業績が評価されました。

推進賞 大塚製薬株式会社 ニュートラシューティカルズ事業部 大宮支店
女性の健康サポート商品業務に携わる一方、女性の健康・女性ホルモン等についての知識と理解を持つ「女性の健康推進員」の資格を得て、女性の健康推進に貢献したいと考え、プロジェクトを挙げて男性3名女性2名で受検。資格取得後、地域の一般市民、メディカル・コメディカルを対象に、女性の生涯を通した健康知識の啓発や女性の健康検定の意義、並びに健康寿命の延伸を目指した勉強会・研修会を毎月開催。地域の女性たちに「産婦人科医をかかりつけドクターに!」を勧めている。自社支店内の社員に対し、当協会の女性の健康&ワーク・ライフ・バランス推進に沿った女性活躍・男女共同参画のための説明会を図るなど、社内、地域での実践が評価されました

















