◆2017.11.07up◆新しく始まった介護予防サービスってなに?

2017年11月7日

 それは突然の“事件”でした。朝、布団から起き上がろうとした途端、腰にビリッと激痛が走り、そのまま動けなくなってしまったのです。あいにく 土日で病院は休み。あれこれ試みても動けず、やむなく電話で応援要請。助かったのは、医療の知識や病院事情に詳しい友人のアドバイス、かかりつけ薬局の薬剤師さんによる鎮痛剤やシップ、近所の友人からの食事の差し入れ、仕事の合間に生活用品の買い物やクルマで病院に連れて行ってくれた息子の対応など。心強く本当に感謝でした。

 

 同時に、身動きできない中で考えたのは、自分が入院したら、体調不良の夫の世話をどうするか。夫の様子を見ながら、まだ何とかなると介護保険の申請は先延ばししていたのですが、この激痛“事件”はこの先起こる事への警告かも。とにかく相談してみようと地域包括支援センターに電話すると、「すぐ伺います」と素早い対応で幸先のよさを感じました。

 

 訪れた介護支援専門員の方は、気さくな女性。ベテランらしく、サクサクと制度の説明をすすめながら生活状況もさりげなく確認。夫の介護保険の申込書ができ上ると、「ところで奥様の場合ですが」と、こちらに質問が向けられたのには驚きました。

 

 説明によると、平成29年度の介護保険法等の改正で、4月から新しく「介護予防サービス」という制度が市町村で始まり、それを利用してはとの提案。云われてみれば、当方は後期高齢者の二人暮らし、立派に介護保険の対象者の仲間入りをしていたことに気付かされました。

 

 国は本格的な超高齢社会に備えて、地域包括ケアシステムの強化を目指しており、そのためには重度の要介護状態になるのを予防して、長く自立生活を送れるようにするのが今回の法改正の狙いの一つとか。そのためには、行政と地域住民との協力も求められており、「リハビリでよくなったら、近く開く認知症の方のためのカフェを手伝っていただけたら」と、さすがベテラン専門員は先のこともお見通しです。

 

 本音を言うと、これまで自分が高齢者との自覚がなく、電車でもあえて立っていたほど。でも、何事も経験。理学療法士さんが体の状態に合わせた運動プログラムを立ててくれるというので、ここは素直に新設の介護予防サービスなるものを受けてみることに。今は面接を待っている状態ですが、またご報告しますね。(Y)

 


介護予防サービス、介護サービスを利用するには? 相談はどこへ?
お住まいの市区町村の窓口で相談できます。
厚生労働省のページ 【介護保険の解説・サービス利用までの流れ】